富士山撮影記 (2021/12/14)後編

撮影記

甲府駅でフジカツ仲間と合流するため、10時半頃いったん離脱。



仲間と無事合流し、河口湖に戻ってきました(笑)。

しかしここでは予報通り雨が降り、富士山はお隠れ状態。
時折晴れ間を見せるものの、なかなか撮影チャンスを与えてくれません。


晴れるまでの間、湖畔を散歩。

これはモコモコの毛布を差し入れてあげたいと思った瞬間です。
縮こまってる姿が可愛らしかった。
なんの鳥だろう?





お次は産屋ヶ崎へ。

ここは「逆さ富士」で超が付くほど有名な場所であり、週末は向かい側の駐車場も満車になるほど人気があるスポットです。
湖面の揺れが少なく、河口湖の中でも逆さ富士を見られる頻度が高めの場所。

ここで富士撮影のデビューを飾った人は多いのではないでしょうか?(笑)

私自身も、最初に撮った逆さ富士はたしかこの場所からでした。

晴れるのを待つこと数分……
きました!この瞬間!


雲の間から・・・
Nikon D750+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR

頭でイメージした雰囲気になるのをひたすら待ち、シャッターチャンスが訪れた瞬間「今だ!」というときの感動と興奮。

これが堪らないんですよね。
冬の風景写真の醍醐味だといっても過言ではありません(^^)

こういう瞬間に出会えるからこそ、寒い中でも頑張れるんです。

一隻のボートと・・・
Nikon D750+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

 

夕焼け空
Nikon D750+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

見る見るうちに晴れてきました。
いちおう天気予報どおりでしたが、やはり雲があることで
より自然の雄大さを表現できたと思っています。

実は今回合流した友達は長野在住であり、私みたいに頻繁に通うことが難しいんです。

元々は山中湖でダイヤモンド富士、ダメそうだったら精進湖で紅富士を撮るという計画だったんですが、せっかく長野から来てもらったのに富士山が見えないなんて申し訳なさすぎるので一番天気が良さそうだった産屋ヶ崎に留まることに決めたわけなんです。
(富士五湖TVは我らの強い味方)


結果、ここを選んで大正解でした。
あとから知ったんですが、この写真を撮っていた時間は山中湖からも精進湖からも富士山は見えなかったんです。


商用写真では「青空と富士山」のほうがいいのかもしれませんが、個人的には多少雲があるほうが“一期一会”な雰囲気が出ていて良い。

自然と涙が込み上げてきてしまうほど美しい光景に出会えたことに感謝。



山が好き、登山が好き、そして写真が好き。
共通の趣味を持つ友達とともに、感動を共感することができてよかったです。


山中湖・逆さ富士
Nikon D750+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR


帰りは山中湖でちょこっと撮影した後、新御坂トンネル経由で甲府駅まで。


充実した楽しい一日でした。
ありがとう!

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