富士山撮影記 (2021/12/14)前編

撮影記

この日は双子座流星群が見れるということで早めに出発。

朝4時半頃河口湖畔に到着しました。

天気は「曇り→雨→晴れ」の予報だったんですが、思いのほか雲が少なく星がきれい。
さすが流星群!流れ星があちこちに出現していました。

しかし双子座について全く調べず来てしまったためどれが双子座なのか全く分からず。



満天の星



この中に双子座写ってるのかは分かりませんが、ちょうど流星が写ってくれたのでヨシとしましょう(^^;)
完全に自己満です(笑)。

気を取り直してカメラを正面に向けるとそこには大きな富士山がどーん。

そう、ここは長崎公園なんです。


河口湖畔では大石公園やもみじ回廊が比較的有名ですが、長崎トンネルの脇から入れる長崎公園は人が少なく快適に撮ることができるので個人的にオススメの場所。

湖面のモヤモヤがいい感じですよね。
まるで非日常的な空間にいるような感覚。

なんていう現象だか忘れましたが、とても神秘的な光景であり寒さも忘れるほどでした。




なんやかんやしているうちに空が明るくなってきたので、もみじ回廊の方へ移動。
長崎公園から車でちょっと走ると着きます。

静まり返る湖畔と逆さ富士
Nikon D750+AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR


雲が多い予報なのに空は快晴。文句なしの冬晴れでした。
そして湖面にはきれいな逆さ富士。

夜明けの直前は秒単位で空の色が変わるから好きなんです。
場所を変え、構図を変え……一瞬たりとも目が離せません。


湖畔で一人慌ただしく三脚担いで行ったり来たりしていた不審者を見かけていたら、それはたぶん私です(笑)。





この写真を撮った直後……



逆さが消えちゃいました。

下の2枚、全く同じ構図なんですが、
逆さ富士と逆さじゃない富士で全然違いますよね。


昔から多くの人の心を惹きつけてきた「逆さ富士」。

ひとたびその荘厳な光景を目にすれば、ほとんどの人が感動をおぼえるはず……。

むろん、私自身もすっかり惚れてしまった身です(笑)。




河口湖と御坂山地(雲がかかっているところが十二ヶ岳)


御坂山地のほうも朝焼けがきれいでした。


朝陽を浴びる富士山
Nikon D750+AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

紅富士を撮り終えたあとは定番の大石公園へ移動。


さっきまで波打っていた湖面はすっかり穏やかになり、金色に輝く逆さ富士が出現。
雲の場所、形、そして太陽の位置……

全ての条件が揃ったとき、初めて美しい光景に出会えるんですよね。

まさに「自然との出会いは一期一会」。

朝から貴重な瞬間を撮ることができてよかったです。

(後半へつづく)







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